【TEAM FOCUS】“カウンター”という名の矢をたずさえて。八千代が目指す千葉の頂
2016年10月9日(日)、第95回全国高校サッカー選手権大会2次予選一回戦八千代と八千代東の試合が実施された
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自信に裏打ちされた“カウンタースタイル”
ピッチ上でキャプテンマークを巻く平林翼
「今年は(守備重視について)自分たちでもわかっていて、相手が強ければ、強いほど守備からはじめられる。そこから速いカウンターが自分たちの強み。相手がパスを回してくれればくるほど、素早いカウンターができる。だから相手は強ければ強いほどいい」(3番・平林翼)
「自分たちは守備から入るチームなので、相手が強い時にこそ守備ができれば、隙が生まれてそこからチャンスになると思う」(7番・正田稜)
「高い位置で取ってすぐ前につけて速攻で攻撃するのが八千代の攻撃」(8番・山崎推智)
話を聞いた3名全員が守備の強み、そして“カウンタースタイル”は自信に裏打ちされているものだと口ぐちに語る。
八千代東戦でも自慢のカウンターは2得点目を生みだした。奪ったボールを左サイドから中盤、右サイドを経由して、11番・稲葉翔和にパスが出ると軽くワンタッチすると、最後は正田へとつなげて冷静に流し込んだ。相手が攻めにきた背後をスピードとともに確かな精度でつなぎ、狙うショートカウンターが一閃したのだ。