【U-19日本代表】過去6度の決勝も優勝はなし。U-19日本代表は前人未到のアジアを制すことができるか
U-20W杯出場を決めたU-19日本代表だが、このアジア選手権で優勝した経験はこれまでない。東京五輪世代を総動員してベトナムとの準決勝を突破できるだろうか。
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中山雄太と冨安健洋のプレーに刺激される町田浩樹
U-20W杯出場を決め、いよいよ準決勝のベトナム戦をむかえる
Photo by 安藤隆人 Takahito Ando
「ずっと出られなくて、表には出していなかったけど、凄く悔しかった。確かにここまでずっと無失点で来ていて、2人(中山雄太と冨安健洋)ともいいプレーをしているので、それ以上のことを自分がしないと試合に出られないと思う。自分の特徴であるビルドアップや空中戦の強さを出して、あの2人以上のプレーをしたいです」
これまで4試合無失点に抑えている守備陣に対し、町田は内に秘めた思いを口にした。
「立ち上げから『判断の共有』を大事にしてやって来た。明日はメンバーが多く変わった中で、いかにそれが出来るかが試される。当然、メンバーが変わる分、緊張やプレッシャーを感じる選手もいると思いますが、その中でもどれだけで出来るかが今後に向けて大事になってくる。それが日本の組織力だと思っています」(内山監督)
選手はチャンスを生かしたい、メンバーが変わったから結果が出なかったとは絶対に言わせたくないと思い、指揮官は選手達の自立と意地に期待をする。
ベトナム戦は、この大会に臨んできた23人、東京五輪世代を総動員した真価が問われる試合となる。