【U-19日本代表】”初優勝で無失点”の快挙は果たせるか。ダブル・CBコンビが示すクオリティー
失点は未だに0点。CBコンビの板倉滉と町田浩樹の影で、準決勝で真価を示した板倉滉と町田浩樹。今大会で高水準のクオリティーをみせるダブル・CBコンビに注目した
スポンサーリンクここまで無失点で勝ち上がっているU-19日本代表
Photo by 佐藤博之 Hiroyuki Sato
信頼の厚い中山雄太と冨安健洋
5試合無失点。今回のAFCU-19選手権において、無失点なのは日本のみ。守備をベースに、個の特徴を生かしたショートカウンターで着実にゴールを決める。日本の快進撃は、内山篤監督のコンセプトをもとに守り、円滑に攻めに転じられるからこそのもの。その中心にいるのが中山雄太と冨安健洋の2CBだ。
準々決勝までの彼らの安定感は特筆に値するものだった。ともにJリーグで定位置を掴み、経験値では群を抜いている2人であり、チーム立ち上げからずっとコンビを組んでいただけに、今回の活躍ぶりはある程度予想はできるものだった。
この連続無失点で大きなポイントとなったのが、昨日のベトナム戦だ。カタール戦、タジキスタン戦のスタメンからMF市丸瑞希以外は、全員を入れ替えるという布陣で戦い、中でもCBの板倉滉と町田浩樹は今大会初出場だった。