【ユースプレーヤー成長記】選手権出場の夢を叶えるために。U12世代で世界を経験した桐光学園SB・淡路昂宏
小、中学生時代を川崎フロンターレで過ごし、数々の全国大会へ出場。U-12世代では世界大会も経験した。桐光の右サイド・淡路昂宏をフォーカスする
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■大舞台でも臆さずにチャレンジする気持ちで臨む
桐光の左からはダビナス・ジェファーソンが、そして右からは淡路が後方よりかけ上がる
Photo by 山本浩之 Hiroyuki Yamamoto
高校でもセンターバックを務めてきた淡路だったが、桐光学園にとって手薄だったのがサイドバック。左はダビナス・ジェファーソンが、やはりセンターバックからコンバートされていた。右はスピードのある淡路に白羽の矢が立った。
「全学年で右サイドバックをできるのは自分しかいないということで監督も選んでくれた。まだサイドバックをやって1年目くらいで、やっと慣れてきたかなというぐらいですが、もっとできると自分では思っているし、監督もそう思っているはずです。もともとディフェンダーなので守備は自信がありますが、サイドバックは攻撃参加も必要になってくるので、積極的にどんどん上がっていくのが今の課題です」
サイドバックで試合に起用されるようになった頃は、ボールを失うことへの恐怖感もあったというが、そんな弱気の虫はすでにいない。11月5日の準決勝は県立座間高校と対戦する。決勝進出のかかった重要な試合だが守勢に回らず敵陣内深くまで右サイドを駆け抜けるつもりだ。最後の選手権、神奈川県代表の座を勝ち取ることに全力を注ぐ。
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