[ピックアップ・プレーヤー]U-19日本代表におけるユース年代の7選手たち
U-19日本代表におけるユース年代選手の経歴と選手としての特徴をピックアップ
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■3選手の特徴[廣末陸、若原智哉、冨安健洋]
市立船橋・MF原輝綺(左)、京都橘・FW岩崎悠人(右)
9月28日(水)、東京五輪世代であるU-19日本代表のメンバーが決まった。メンバー内の現在ユースカテゴリーの6名が選出。高体連所属のサッカー部からGK廣末陸(青森山田)やMF原輝綺(市立船橋)、FW岩崎悠人(京都橘)の3名、JクラブユースアカデミーからGK若原智哉(京都サンガF.C.U-18)やDF舩木翔(セレッソ大阪U-18)、FW中村駿太(柏レイソルU-18)の3名となっている。
またアビスパ福岡の冨安健洋は、2015年に高校2年生でアビスパ福岡で2種登録された逸材であり、高校3年生ながらプロ契約した選手である。そんなU-19日本代表におけるユース年代7選手の経歴と選手としての特徴をピックアップして紹介していく。
●GK 12 廣末陸
[経歴]
中北少年サッカークラブ ⇒ FC東京U-15深川 ⇒ 青森山田高等学校
2017シーズン、FC東京に加入内定
2016年のU-19日本代表としてコンスタントにメンバーに選出されている。2017年、FC東京加入内定のプレーヤーであり、第94回全国高校サッカー選手権では2年生ながら青森山田のGKを務め、初戦から準決勝まで全試合を守り、同校の第3位に貢献。2016年の全国高校総体でも不動の存在として同校を第3位に導いた。セービングに加えて、ハイボール処理やフィード能力、攻撃の起点となる組み立など、オールラウンドのGKとして高円宮杯U-18サッカーリーグ2016プレミアリーグEASTでも首位(9月28日時点)を走るチームをけん引する存在。
●GK 23 若原智哉(京都サンガF.C.U-18)
[身長/体重]
183cm/78kg
[経歴]
矢倉FC ⇒ 京都サンガF.C.U-15 ⇒ 京都サンガF.C.U-18
2013年にU-15日本代表候補に選出され、各年代でアンダーカテゴリー日本代表で活躍してきたGKである。高校2年生ながらトップチームに2種登録されており、シュートストップの上手さやロングフィードの質、判断力の高さに長けた次世代を担うGK候補の一人である。
●DF 5 冨安健洋
[身長/体重]
185cm/70kg
[経歴]
三筑キッカーズ ⇒ アビスパ福岡U-15 ⇒ アビスパ福岡U-18 ⇒ アビスパ福岡
前記した通り、高校3年生世代ながらアビスパ福岡に昇格している逸材である。高校2年生で2種登録され、リオデジャネイロ五輪ではトレーニングパートナーを務めた。カテゴリー別代表に選ばれ続けている。185cmの長身でありながら、守備から攻撃へとスイッチを切り替え、自らも持ち上がることのできるパワフルな存在である。