【U-19日本代表】予選突破の鍵は「無失点」CBコンビにあり。冨安健洋と中山雄太が堅守を構築できる理由

初戦を勝利し、二戦目はスコアレスドロー。突破がかかる第三戦。鍵を握るのは冨安健洋と中山雄太というCBコンビの働きではないだろうか。

安藤隆人| Photo by 佐藤博之 Hiroyuki Sato

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強固な日本の盾として

「日本のレベルと世界のレベルでは決定力が全然違う。『外してくれるだろう』と思っていたら厳しい」(冨安)

「海外特有の足の伸びだったり、初速の速さはJリーグとは違う。少なくてもチャンスを与えたら決め切る個を持っているチームだとやられてしまう」(中山)

 自分達の甘さを痛感したことで、彼らの意識と集中力はかなり研ぎ澄まされた。そして、このイラン戦で改めて『一撃の怖さ』を身に染みて感じることが出来たことで、より2人の意識は高まったに違いない。

 これまで積み重ねてきた経験に、さらに積み上げをしている最中の2人は、次のグループリーグ突破が懸かったカタール戦、そしてその先に有るであろう世界が懸かった準々決勝に向けて、より強固な日本の盾にならんとしている――。

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