【TEAM FOCUS】桐光学園タビナス・ジェファーソンのキャプテンシー。下級生からの突き上げがチームをさらに強くする

22日(土)、第95回高校サッカー選手権2次予選三回戦。強豪同士・日大藤沢対桐光学園の試合は桐光学園に軍配が上がった。

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■2年生・田中雄大の活躍により準々決勝進出を決めた桐光学園

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田中雄大(写真左)のゴールで準々決勝進出を決めた桐光学園

 22日(土)、第95回高校サッカー選手権2次予選三回戦、日大藤沢対桐光学園が日大藤沢高にて実施された。互いに過去、全国の舞台を経験している注目校による対戦となった。試合は前半18分、ロングボールが前線に供給されると、14番・MF田中雄大が走りながら流れるようにトラップ。日大藤沢GKの位置をみてすかさずループシュートを放ち、鮮やかなゴールで桐光が先手を取る展開。

 日大藤沢も9番・菅原大雅を中心にシャドーの位置から11番・竹内大敬、10番・比留間輝らが仕掛けるも、桐光の守備陣も集中力が光った。特にCBの3番・望月駿輔や4番・桑原遥が長いボールをはじき返し、中盤の選手たちもセカンドボールに対していち早い反応をみせ攻撃に転化していった。その後は互いにゴールを割らせない試合だったものの、前半の1点によって勝ち切った桐光が準々決勝進出を決めた。

 桐光の鈴木勝大監督は「1ヶ月リーグから離れて初戦、そして相手のホーム。高校サッカーは怖い。2点目、3点目を獲れるチャンスがあり、そこで決められなかった。正直、ロングボールから1-1に追いつかれ、PK負けという展開もあるなかで、そこで雰囲気が悪くならなければいいと思っていました」と初戦の難しさを口にした。

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