【TEAM FOCUS】たどり着いた地元の大舞台。2年連続3回目の全国にむかう駒澤大高

第95回全国高校サッカー選手権東京大会決勝が12日(土)に開催される。決勝までたどり着いた駒澤大高。決勝にかける思いとは何か。

編集部| Photo by Editor

スポンサーリンク

■カタチからでも全員でまとまるための坊主頭

komazawa

準決勝に臨んだ駒澤大高のメンバー

 6日(日)、味の素フィールド西が丘で実施された準決勝を終えて、駒澤大高の主将・高橋勇夢は「これですよね」とこちらの意図を察したように、試合へ臨む姿について語った。

「昨年は3年生がリードして、2年生はそれについていくだけでした。ただ今年、僕ら3年にリーダーシップがなく、トップチームだけでなく、部全体としてそんな傾向がある。何かひとつでも、準決勝前に手を打ちたかった。皆でミーティングをして、カタチからでも全員でまとまるため、カッコよさじゃなく、勝つためにやりました」

 高橋が話すのは、彼を含む3年生皆が坊主にしたことにある。その姿はこれまでに駒澤大高を観てきた筆者にとって新鮮な驚きだった。何かを断ち切って臨む決意が現れたようだったからだ。

 試合は前半から前線でのプレッシングから駒澤がチャンスをつかむ。開始14分、ショートコーナーからゴール前に入れたボールは7番・西田直也のもとへ。「正直、ループは狙っていなかったです。ボールがきてマークより先に必ずボールを触ろうと。ゴールになればいいし、触ってコースが変わって次のチャンスになれば……」。そんな2年生・西田のがむしゃらさがゴールを生んだ。

 開始直後から積極的に攻めた駒澤がチャンスをものにした。相手に押し込まれるシーンもありながら、CBの3番・佐藤瑶大、4番・齋藤我空らは集中して攻撃をはね返していく。そして前半40分、駒澤に追加点が生まれる。9番・長井虎之介の左サイドのクロスに11番・影山克明が頭で合わせた。2-0と一気に試合の流れを引き寄せて前半を終えた。

1 2
PAGE TOP ↑