【高校サッカー選手権:山梨】目標は全国制覇! 山梨学院が4試合連続となる加藤拓己のゴールで2年ぶり5回目の選手権出場

第95回全国高校選手権の山梨県大会は12日に決勝戦を行い、山梨学院大学附属高校が1-0で韮崎高校を破り、2年ぶり5回目の全国大会出場を決めた

平野貴也| Photo by 平野貴也 Takaya Hirano

スポンサーリンク

■U-16日本代表の経歴を持つFW加藤の新たな目標

 ただ、それでも昨季王者の牙城を崩すことはできなかった。山梨学院大附はDF草地勇輝がヘディングで相手の攻撃を跳ね返し、前線の加藤を目がけたロングパスで韮崎高を押し返してリードを保った。

 主将のMF小林友也が負傷明けで本調子ではなく、先発起用ができない状況の中、攻守に抜け目のないプレーを見せた10番・相田勇樹らが粘り強さを発揮し、2年ぶりの全国切符を手にした。

 山梨学院は、今年が創立70周年。U-16日本代表の経歴を持つFW加藤は「70周年で学校も盛り上がっている。全国大会でもう一度、王座を奪還して日本一になって笑って(大会を)終わりたい」とFW白崎凌兵(清水)らを擁して初優勝を飾った2010年度の第88回大会以来6年ぶりとなる全国制覇を新たな目標に掲げた。

1 2 3
PAGE TOP ↑