【高校サッカー豆知識】強豪・古豪がひしめく埼玉県、過去に選手権県大会を制した16校を紹介
埼玉県の高校サッカー選手権において、過去大会を制した16校を紹介
スポンサーリンク総体予選で優勝した昌平
8月25日「第95回全国高等学校サッカー選手権大会 兼 埼玉県高校選手権 1次予選」の二回戦が実施される。今回は、埼玉県の高校選手権において過去大会を制した16校を紹介する。
[優勝1回]
昌平(2014)、埼玉栄(2007)、児玉(1974)、川口(1968)、川口工(1965)
優勝回数一回。近年の大会で台頭している昌平もその一校だ。2016年全国高校総体第3位に輝き、2014年の第93回高校サッカー選手権に出場している。また3年生となった10番・松本泰志選手は当時1年生ながら試合に出場している。
さらに2007年の埼玉栄は県内における新人戦、関東大会予選、総体予選、そして選手権大会と4冠を果たした。さらにさかのぼれば、1974年の児玉には三菱重工業サッカー部に所属し、1978年JSL(日本サッカーリーグ1部)の新人王・永尾昇選手がいたと記録されている。
[優勝2回]
正智深谷(2012,2015)、春日部(1949,1950)
優勝回数二回。正智深谷は近年の決勝戦の常連校であり、OBにはオナイウ阿道選手(ジェフユナイテッド市原・千葉)がおり、2012年の選手権出場と全国大会3位における立役者となった。他にも新井章太選手(川崎フロンターレ)などを輩出。2015年の全国大会は1回戦で明徳義塾(高知)に0-1で惜敗している。
[優勝3回]
西武台(2004,2009,2010)
優勝回数三回は西武台。埼玉を制した2004年初出場時の83回大会は、本田圭佑選手(星稜/ACミラン)や岡崎慎司(滝川第二/レスター・シティ)、渡邊千真選手(国見/ヴィッセル神戸)、岩下敬輔選手(鹿児島実業/G大阪)、興梠慎三選手(鵬翔/浦和)といった現役プロ選手が名を連ねた大会でもあった。西武台は初戦をPK戦で勝ち上がった。しかし第2戦では赤星貴文(藤枝東/ポゴン・シチェシン)を擁する藤枝東に敗れた。09年も2回戦まで勝ち上がり、10年には準々決勝まで進出した。当時のチームの中心である清水慎太郎選手は大宮アルディージャで活躍中だ。